国内旅行をする場合に、新幹線を利用するケースは多いかと思います。しかし、往復割引が適用されるためには、片道601キロ以上が必要で、それは東京~大阪間を超える距離となります。確かにこの距離を超えれば、乗車券が2割引となりお得感はありますが、そうでない場合は正規の料金が必要となります。

でも、やっぱり新幹線は国内旅行をする際の移動手段としては欠かせない存在で、出来れば少しでも安く抑えたいところでしょう。新幹線には割引がなかなか適用されないのでは…そんなイメージがあるかもしれませんが、実はそんなことはありません。

山陽新幹線や九州新幹線では、特定の区間に限った往復割引きっぷが販売されていますし、各駅停車の「こだま」を利用することで、大幅な割引が適用されるきっぷもあります。

また、なかなか割引が難しいとされている東海道新幹線の場合でも、格安チケットの販売店を利用すれば、回数券のバラ売りをしているため、正規の料金よりも若干リーズナブルな価格で購入できます。さらに会員になれば、「エクスプレス予約」というインターネットで予約し、チケットは当日、券売機を利用して受け取るというサービスを利用すれば、通常よりも幾分リーズナブルになります。

また、旅行会社の中には、新幹線の往復チケットと、宿泊がセットになったプランを用意しているところもあります。もし、新幹線を利用して目的地に行く国内旅行で現地に1泊するのであれば、このような宿泊がセットになった旅行会社のプランを利用すると、格段にお得感が高まります。